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そんな事してる場合?

ただいま現実逃避中…

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「ペテン師と詐欺師」

この秋上演される鹿賀さんと市村さんのミュージカルです。
詳細はこちら

大阪公演は梅田芸術劇場メインホールで11月8日(水)~12日(日)の予定。チケットの発売は9月9日だそうです。

鹿賀丈史さんと市村正親さんといえば、どちらも劇団四季の出身で、日本でヒットした2大ミュージカルの主演を勤めた方です。
2002年に三谷幸喜さん作・演出の「You Are The Top」で、「23年ぶりの共演」をするはずだったのですが、初日直前に鹿賀さんが急性虫垂炎で倒れ、降板。昨年、ストレートプレイの「デモクラシー」で夢の共演を果たしました。
そして今度はミュージカル!鹿賀さんが四季に居た時代を知らない私にとっては、2人のミュージカル共演は夢のようです。「ジーザス」のオリジナル東京キャストのCDを何回聴いた事でしょう。

市村さんは、この後も来年1月に宮本亜門氏演出の「スウィニー・トッド」の出演が決まっているそうです。共演は大竹しのぶさん。ちなみに日本初演は松本幸四郎(当時・市川染五郎)さんと鳳蘭さんでした。ちょっと怖いミュージカルです。

大竹しのぶさんといえば「奇跡の人」サリバン先生が当たり役ですが、今年「奇跡の人」が再演されるそうです。ヘレン役は石原さとみさん、サリバン先生は田畑智子さん。なんとなくヘレンの方が強そうだ…。

景気がよくなってきたって事でしょうか、最近大きな公演が増えてきたように思います。
なかなか、我が家の経済事情はよくならないので、ついて行けない状態なのですが(^^;

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エリザベートとトート閣下が・・・

昨日の朝刊を見てびっくり。
内野聖陽さんと一路真輝さんが結婚されるそうです。なれそめはもちろんミュージカル「エリザベート」の共演。
このミュージカルの出演者では、昨年も高嶋政宏さんとシルビア・グラブさんが結婚されましたし、残るは山口祐一郎さんだけですね・・・。

エリザベートの結婚生活は、決して幸せではなかったけれど、お二人にはぜひ幸せになっていただきたい。お二人の名前を見ていると、なんだかとても明るい未来が見えてきそうですね。

Into the Woods

ブロードウェイ・ミュージカル Into the Woods

作詞・作曲 スティーブン・ソンドハイム  演出 宮本亜門 

2006年7月1日(土)・2日(日)
兵庫県立芸術文化センター大ホール
A席 10,000円 B席 8,000円 C席 6,000円 D席 4,000円 E席 2,000円
すごい、E席まである・・・。

最近、ぴあ等の情報誌や演劇雑誌を買わなくなってしまったので、関西公演があることを全く知らなかった。たまたま新聞に載っていた兵庫県立芸術文化センターの広告を発見。
東京では2度上演されていますが、関西での公演はこれが初めてです。

無料で兵庫県立芸術文化センターの先行予約の会員になれるので、早速申し込みました。で、いきなり今日、先行予約しちゃいました。
大阪は近鉄劇場が閉鎖したりして劇場が減っているせいでしょうか、地方都市が頑張って大きな多目的ホールを作っているせいでしょうか、先の波切ホールの「十二夜」といい、地方の大きなホールでの公演が増えているようです。今回のホールは西宮北口駅からすぐの立地で、梅田から特急で15分と便利なので、阪急沿線に住んでいる私にとっては、シアターBRAVA!や厚生年金ホールより近い!加藤健一事務所の舞台もあるみたいだし、今後の公演に期待です。

それにしても・・・6月末から7月にかけてのスケジュールが・・・。
6/21 地球ゴージャス「HUMANITY」
7/2  「Into the Woods」
7/9  キャラメルボックス「俺たちは志士じゃない」(予定)
7/16 「OUR HOUSE」

独身時代は週末はほとんど毎週芝居でしたけどね。さすがに今はちょっと気も遣うわけでして。4月5月は芝居の予定がないんで、ひたすらおとなしくしてダンナのご機嫌をとって置かねば(^^;

ミュージカル「十二夜」

WBCで日本の準決勝進出が決まりましたね。メキシコがアメリカに勝ったための、他力本願的ではありますが、今日の選手の表情は、前日韓国に負けた時の表情と一転して、とても明るかったので、ちょっとホッとしました。特にイチロー選手。前日のコメントは何だか「らしくない」気がしていたので。

さて、たまたまサンケイリビングを見ていたら、ミュージカル「十二夜」のチケット発売の記事が載っていました。
ミュージカル「十二夜」は、ご存知シェイクスピアの喜劇が原作で、それをミュージカル化したもの。日本では2003年に帝国劇場で初演され、大地真央さんが主演、そしてまだご存命だった本田美奈子さんも出演されていました。

東宝のHPには、まだ何も載っていませんでした。
そのミュージカルの関西公演ですが・・・なぜ「浪切ホール」で!?あの~、帝劇で上演されたミュージカルって梅芸クラスの劇場でやるのが普通だと思うんですけど。なぜ岸和田!?(岸和田の人ごめんなさい)まぁ、四季の全国公演とかもやってる劇場なんで、設備は整っているのかも知れませんが、地方すぎる!一応3日間4公演ありますが、日曜日は夜だけってどういうことですか?関西公演はこの劇場だけだそうです。

公演日程は9月1日(金)~3日(日) 1・3日は夜公演のみ。
3月19日(日)浪切会員先行予約、3月26日(日)一般発売だそうです。
チケット代は SS席12,000円 S席10,000円 A席8,000円
会員は2,000円引きだそうですが、会費が年間3,000円いるそうです。

東京に行くよりは近いので、チケットが取れれば行こうかな。

佐山さん出演ミュージカル

佐山音楽事務所からDMが来ていました。

佐山陽規さんが出演されるミュージカル公演の案内です。

 ミュージカル「過ぎ去りし日々」
 3月14日(火) 19:00  15日(水)18:30  セシオン杉並ホール
 全自由席 3,500円(前売り 2,800円)

東京で2回のみの公演です。
今回の佐山さんの役は帝政ロシア時代の公爵の役で「めずらしく2枚目」だそうです。ラブシーンに近いものまであるとか(^-^; 佐山さんのラブシーン?そう言えば記憶が・・・ない?
私が観た舞台で恋愛がらみの役といえば、「The 5 O’clok Girl」の渡辺えり子さん演じる上流階級のお嬢様を追いかける役とか、「船長」で恋人に去られたヒロインと恋人っぽい(?)関係になる「すごくいい人」の役ぐらいしか思いだせんーーー。
見たいような、見たくないような・・・。
もし東京在住の方で、興味がおありな方がいらっしゃたら、ぜひ観に行って下さい~。(何気に宣伝) んで、感想など教えてくださいませm(_ _)m
私は「こち亀」見て我慢します。

「レ・ミゼ」大阪公演が終わって・・・。

今回の「レ・ミゼ」大阪公演ですが、実は1回目を観た時、「あぁ、私のレ・ミゼはもう終わったかな」と思ったのです。私は初演の「レ・ミゼ」を観ていた世代。「レ・ミゼ」は今までにもキャストを変えて上演されてきたのですが、2003年にキャストが一新された時に、初演からずっと演じられてきた鹿賀さん、滝田さん、斎藤晴彦さん、島田歌穂さん、林アキラさんの5人が抜けられて、初演のメンバーが全くいなくなってしまったのです。15年もやっていたら、年齢的な事とか、体力的な事とかで同じ役を演じられなくなる事はわかっています。が、寂寥感を感じずにはいられません。ただ、役者さんはみんな歌が上手く、危うい人がいないのは良かった。

舞台の方も短縮バージョンになって、あちこちカットされています。30分も短くなっています。確かに以前の休憩をはさんで3時間45分というのは長かった。でも歌詞(と言うか、全編歌なので全部)を覚えていたし、どのシーンもどの歌もすごく思い入れがあったので、あれだけカットされると、物語の上っ面だけをさっと流しているようで、味気ないし情緒も何もあったものではない。

例えば、バルジャンが仮出獄した後、今のバージョンでは仮出獄許可書を見せて冷たくあしらわれるのは1回だけなので、あれでは単にバルジャンがキレやすい乱暴者みたいに見えてしまう。以前は宿屋で宿泊を断られるシーンがあった。「お前の寝る部屋はない」と言われ「お願いします、納屋でもいい。外は寒い、俺は犬じゃない!」と怒るのだが、これだと人間としての尊厳を傷つけられたバルジャンが怒って宿の人につかみかかるのが納得できる。

バルジャンが暴走した馬車の下敷きになった人を助けるシーンも、あんなに1回であっさり助けてしまっては、あの馬車がすごく重いのに、それを持ち上げる事ができるのはバルジャンのような男だとジャベールに思い出させるにはちょっと説得力がない。ただでさえ、バルジャンが怪力だったという説明は省かれてるんだから。

「宿屋の主人の歌」もテナルディエの人となりを語る部分が大幅にカット。あの部分は、バリケードが陥ちた後、テナルディエが下水道で死体から金品を奪っていたことの伏線だと思っていたのですが。

コゼットの歌も大幅にカット。コゼットが自分の出自の秘密を疑う場面。「いつも満たされてた。あなたに愛された。だけどねぇパパ、あなたには森の中の迷い子」とその後のバルジャンの歌がごっそりカット。今回のだと、コゼットがバルジャンに過去を教えろと問い詰めてるだけに聞こえてしまう。バルジャンに対する感謝の気持ちが入ってないんですね。

バリケードで市民の決起がないと悟ったアンジョルラスが、「子供あるものと女達は去りなさい」というシーン。以前は2人の女性が夫か恋人であろう男性にすがって号泣するシーンがあった。あの場面は死を覚悟する男、それを哀しむ女が涙を誘うシーンだったのだが、ばっさりカット。バリケードでの学生の台詞もカット、変更。

結婚式のシーン。マリウスがテナルディエにエポニーヌの事を語る処もカット。あのシーン、マリウスを思いながら死んだエポニーヌには救いのシーンなのに・・・。カットされた事を知らない観客はなんとも思わないでしょうが、以前を知ってる者にしたら、「マリウス酷い!」と思ってしまう。

今回の短縮バージョンが初見の人は何とも思わないかも知れない。でも以前の「レ・ミゼ」を知ってるものにしたら、「どうしてカットしないといけないのか」理解できない。時間を短縮するためだけにカットしたのなら、帰宅時間遅くなってもいいからカットしないでくれと言いたい。休憩時間を5分短くするとか。
あと、舞台の照明が暗い。特に2階からだと見えにくい。オペラグラスで探すのも暗すぎて見つけるまでにすごく時間がかかる。前からこんなに暗かったですか?

あと、やはりクワトロキャストというのも、今回のめり込めなかった理由かも。以前は鹿賀さん、滝田さんという2本柱がドーンと構えていて、この役をすごく大事にしているんだなぁ、と言う感じがしたのですが、4人も同じ役を演じるというのは・・・。いえ、役者さんは皆さんそれぞれ役に対して思い入れがあるだろうし、役も大事にしてると思うのですが。観る方としては、「この役はやっぱりこの役者さんじゃないとね」っていうのもあって。「誰にでも演じられるような役なのか」と思ってしまう。(いや、皆さん本当に立派に演じられてるんですけどね)

もしかしたら、私自身が飽きてしまったのかもしれないなぁ、とも考えたり。でも30回以上観劇して、台詞も歌も全部覚えてて、役者さんがどういう演技をするのかもわかっているのに毎回泣いてしまうんですよねぇ。ほとんど条件反射のようになってるかも。(友人に「それって本当に感動してるの?」と言われました・・・さぁ?もうわからん。)

いろいろ書きましたが、また大阪で公演されれば、きっと観に行くと思います。多分「レ・ミゼ」が上演され続ける限り。これからも多分、私の「一番好きなミュージカル」の座は他に譲らないだろうと思うし。でももう東京まで観に行く元気はないなぁ。私が歳をとったってことでしょうか?
そうですね、「終わった」と言うのはちょっと違うかもしれない。私の中では「一段落した」って感じでしょうか。

「レ・ミゼラブル」1月11日夜公演

「レ・ミゼラブル」1月11日夜公演

【キャスト】バルジャン=別所哲也 ジャベール=鈴木綜馬 ファンティーヌ=シルビア・グラブ コゼット=西浦歌織 マリウス=藤岡正明 エポニーヌ=ANZA テナルディエ=コング桑田 マダム・テナルディエ=田中利花 アンジョルラス=坂元健児

ぐずぐずしているうちに、公演終わっちゃいましたね。

では各キャストの感想など。
バルジャン=別所哲也さん
年末25日まで「34丁目の奇跡」に出演されていたのに、1月2日から、もうバルジャンを演じている・・・再演とはいえ、役者さんってすごいなぁ。「レ・ミゼ」では初見です。
「34丁目」の時の感想にも書いたけれど、別所さん、歌は上手いです。でもなんと言うか・・・「聴かせる歌」ではないというか。山口さんのように朗々と歌い上げる歌い方でないからかもしれません。やはり「無難」という感じですね。声を張るところとか、歌の聴かせどころが他の人と違います。特にラストのバルジャンが銀の燭台を前に祈る処の歌は、別の歌かと思うほどアレンジされてました。あれはOKなのでしょうか?
年老いてからの演技は秀逸。今までのバルジャンの中で一番年老いた感じが出ていました。ちょっとびっくりしたのは、バリケードが落ちた時、マリウスの息があるのを確認した後、「よっしゃ!よっしゃ!」って感じでバリケード内を喜んで走り回ってたこと。全体的にオーバーアクションです。でも別所さんの持っている雰囲気は優しげで、暖かい感じがするので、けっこう好きかも。

ジャベール=鈴木綜馬さん
とても凛として美しいジャベールです。今回、ジャベールはみんな美しいですね~。岡さんはもちろん、今さんも3月帝劇で観ましたが、みんなビジュアル的に美しい。昔はジャベールといえばおやじ系だったのですが。(佐山さん、ごめんなさい。私これでもファンです。)
ただ・・・鈴木さんの歌は、なぜか苦手なんです。声も歌い方も。以前から。(単に私個人の好みの問題です)3月に山口さんの歌を聴いたときにも感じたんですが、一音一音はっきり歌うんですよね。四季の発声法なのでしょうか。だから歌詞はすごく明瞭にわかるのだけれど、もっと滑らかに歌って欲しい。
鈴木さんのジャベールは、他のジャベールより脆い感じがしました。自殺のシーンではみんなかなり感情が昂ぶっているのですが、鈴木ジャベールはその前に、マリウスを病院に連れて行くというバルジャンを見逃す所で、すでにメロメロになってました。いや、バリケードでバルジャンに助けられた時からすでに。

マリウス=藤岡正明さん
あのカツラはやめたんですね。やっぱり地毛の方がいいですよ。お願い、エポニーヌにもっと優しくしてあげて~~~。

エポニーヌ=ANZAさん
3月に一度拝見してます。今までのエポニーヌとはちょっと違う雰囲気のエポでした。すれていないし、エポニーヌと言えばやせぎすなイメージがあるのですが、けっこう豊満で女っぽい。「On My Own」はすごく感情こめてました。毎度の事ながら、エポニーヌが死ぬ場面は泣いてしまうのですが、今回泣けたのは「マリウス、これでいいの」ってところです。小さい時はそれなりに可愛い服も着せてもらって幸せだっただろうけど、成長してからはすさんだ生活で、「幸せの世界に縁などない」と言う彼女が、愛するマリウスのために恋敵に手紙を渡しに行って撃たれたのに、「これでいいの」という、それが不憫で。「なんでこれでいいんだよーー!!」と。それですごく泣けてしまいました。

マダム・テナルディエ=田中利花さん
だいぶ、慣れてきたご様子で、かなり迫力あるテナルディエ夫人になってました。バルジャンがコゼットを引き取りに来た場面では、思わずバルジャンが手を顔の前にかざしてよけてしまうほど食ってかかってました。

あと、アンジョルラスの後を追って、バリケードをものすごいスピードで駆け上っていったグランテールに感動したり、12月にアンジョを演じて、お気に入りになってしまった小鈴さんのコンブフェールをオペラグラスで探したり・・・。

この日は2階席からの観劇。2階から見るのもいいですね。普段は見上げてるバリケードを見下ろすかたちになりました。おかげで、バリケードの上部にいるアンジョルラスにばかり目が行って、マリウスが撃たれた時、気がつきませんでした・・・不覚。
ジャベールの自殺の場面は、一階からだとセーヌ河にかかっている橋が舞台上に置かれているというのがありありと見えてしまうので、想像力を働かさなければ河と橋に見えないのですが、2階からだと宙に浮いてるように見えて、河にかかっている橋だという、高さが感じられました。

カーテンコールは6回ぐらいあったんじゃないでしょうか。最後はバルジャンの別所さんがシルビア・グラブさんをお姫様抱っこ、シルビアさんもポーズをとってました。

とりあえず、キャストのついての感想でした。

「レ・ミゼラブル」12月27日夜公演

年末に舞台を観に行ったまま、お正月になってしまったので、すっかり放置してました。かなり記憶もあやふやかも。

「レ・ミゼラブル」 12月27日(火)夜公演

【キャスト】バルジャン=石井一孝 ジャベール=岡幸二郎 ファンティーヌ=井料瑠美 コゼット=河野由佳 マリウス=岡田浩暉 エポニーヌ=坂本真綾 テナルディエ=佐藤正宏 マダム・テナルディエ=瀬戸内美八 アンジョルラス坂元健児

観たミュージカル、俳優さんを「よかった」と思えるのには、「声」というのが非常に大きな要素だなと思った舞台でした。今回は岡さんを除いて、すべて前回の9日と違うキャストでした。

バルジャン=石井一孝さん
配役の決定を聞いた時から、「ちょっとこの役を演じるには若いんじゃないの?」と思っていました。少し前には「マイ・フェア・レディ」のヒギンズも演じてましたね。イライザ役の人より若いヒギンズって初めてなのでは?まだ若いんだし、若いときにしかできない役をどんどん演じてほしいなぁ。歳をとった役なら、この先いくらでもできると思うんですが・・・。でも、お歳を見たら(もう)37歳なんですね。37歳といえば鹿賀さんも滝田さんも、すでにバルジャンを演じてましたね。きっと石井さんはマリウスをやっていた頃から観ていたので、そう思うのでしょうか。
やはり、声が若すぎると思いました。メイクや、姿勢を少し猫背にする事で、年老いた感じを出してはいましたが、声はどうしても・・・出獄直後のバルジャンなら、ギリギリOKかもしれないけど、年老いたバルジャンの声じゃない。石井さんのバルジャンで印象に残ったのは、テナルディエの宿からコゼットを引き取った後、コゼットをきれいな服に着替えさせて、ぶんぶん振り回す(表現が悪くてすみません)シーンの後、コゼットをぎゅっと抱きしめたところ。コゼットが目を回してふらふらするのを助けてあげてるんでしょうか。他のバルジャンには見られない演技だったので、石井さんらしさが感じられてよかったです。

ファンティーヌ=井料瑠美さん
この方のファンティーヌは3月に帝劇で一度観劇しています。とても儚い不幸せそうな感じのするファンティーヌです。ファンティーヌのイメージにはぴったりなんですが、ビブラートが最後まで気になって・・・。う~ん。

マリウス=岡田浩暉さん
実は3月に観た時、かなりよかったマリウスです。すごく初心な感じがします。エポニーヌに髪を触られたり、手を握られたりした時、どぎまぎしてムチャクチャとびのいています。(まさか、とびのくほどエポニーヌが嫌いだったとか)まさに「堅物マリウス」です。なのに、エポニーヌには優しい。私はエポニーヌがマリウスの手紙をバルジャンに渡して、バリケードに戻ってきた時、マリウスが「会えたかコゼットに」と言うのに対して、エポニーヌが「届けに行くと父親が出たの。渡してくれる」と言った事にマリウスが「それじゃダメなんだよ~」みたいに首を振るシーンが嫌いです。いつも「ちょっとはエポニーヌの気持ち考えてやれよ!」と心の中で悪態をつくのですが、岡田さんのマリウスは、そんな嫌な感じを感じさせないんですよね。それにしても、今回のマリウスのカツラはなんなんでしょう?なんか、あんまりみんな似合ってない・・・。地毛の方がいいと思うんですが。

コゼット=河野由佳さん
可愛いコゼットでした。初めて恋をした嬉しさがよく伝わってきました。

エポニーヌ=坂本真綾さん
マリウスにまとわりつく時の表情が可愛い。マリウスをすごく好きなんだなぁっていう感じ。声も坂本さんの方が好みかなぁ。

テナルディエ=佐藤正宏さん
なんか、可愛いテナルディエ。ひょっとしたらいい人だったりして・・・と思わず思ってしまうような感じでした。

マダム・テナルディエ=瀬戸内美八さん
まちがいなく、このコンビはかかぁ天下だと思いました。実は宿屋のシーン、ちょっと眠たかったです・・・。前日睡眠時間4時間だったんで。やっぱり芝居観るときは体調整えて行かなければなりませんね。

アンジョルラス=坂元健児さん
大きくよく通る声・・・なんだけど、すみません、私の中ではアンジョルラスのイメージじゃなかった・・・。なんと言ったらいいのかわからないんですが、上顎から声を出しているような(ワケわかんないですね)感じ。岡さんのカリスマ的アンジョとも小鈴さんの兄貴みたいな感じでもなく、「仲間と一緒に突き進もうぜ」みたいな感じ。

やっぱり少し忘れてきてますね。年とると、ホント記憶力が低下してきて・・・。
次は11日。今回最後の「レ・ミゼ」です。

今年はついてるかも(あと4日だけど)

「レ・ミゼラブル」の12月27日夜公演に行って来ました。

最初に私信。E美ちゃん、ごめん。1人で行って。これにはワケがありまして・・・。
実はプレゼントに当たったのですよ。ウチはお店で「街の社長さん」の日本フルハップに入ってまして、毎月舞台や音楽会の公演の招待のプレゼントがあるんです。今まで何回となく応募しても、この7年間で当たったのは須磨水族館の入場券だけ。しかも定休日と休館日が一緒だったので、人に譲ったという運の無さ。それが今回ダメ元で「レ・ミゼ」に応募したら当たっちゃったんです。でも平日の5時開演なんて絶対無理、と思ってたらダンナが「行ってきていい」というじゃないですか。ちょうどパートさんが2人辞めた時だったので、「お前にまで辞められたら困るから」らしいんですけど。ちょうど、夜のバイトさんが専門学校が冬休みで4時から入れるって事だったんで、お言葉に甘えて行って来ました。

で、何がついてるかと言いますと、チケットが当たった事もなんですが、今日は終演後のイベントで、バルジャンを演じた石井一孝さんの握手会があったのです。抽選で当たりました!岡さんに続き、石井さんとも握手してきました。石井さんも背が高かったです。今日のジャベールは岡さん。長身コンビでした。

レポはまた後日あらためて。

それにしても、今日は朝から超忙しくて、4時に店を出るために必死で仕込みしました。やっぱり年末の平日公演は厳しいです。

追記
 握手会の様子が公式サイトにアップされています。

「リトルショップ・オブ・ホラーズ」その2

作詞・作曲がハワード・アシュマン、アラン・メンケンってどこかで聞いたなと思ったら、「美女と野獣」のコンビだったのですね。こんな昔からコンビ組んでたんだ。
オープニングの「リトルショップ・オブ・ホラーズ」と「ダウンタウン」が耳に残ります。これを歌う3人組の女性が、歌が上手くてパワフル。シーモアとオードリーが2人で歌う「Suddenly Seymour」も好き。前回95年版でこの歌詞を確か、そのまんま「サドゥンリー シーモア」と歌っていたので、「なんかいい訳なかったのかよ」と思っていましたが、今回は「だけど 今」になってましたね。・・・う~ん。

オードリーの声の和田アキ子はぴったり。最初一瞬、男性の声かと思っちゃいましたが。オードリーがオードリーⅡに襲われて死んでしまってからが、ちょっとあっけないです。いずれ殺すつもりのオードリーⅡに(オードリーが言い残したからといって)オードリーを食べさせるというのも腑に落ちない。

ラストのあの衣装(着ぐるみ?)はちょっと・・・。先日観た「34丁目の奇跡」でも着ぐるみ着てたから、演出の吉川さんの趣味かと思っていたら、パンフをみるとブロードウェイ版も似たような衣装を着ていました。それを真似たんでしょうか。

東宝のやるような大作ミュージカルも好きですが、今回のようなこじんまりしたミュージカルもいいですね。シアターBRAVA!はちょうどいい大きさではないでしょうか?東京ではこの公演を青山劇場でやったというから驚きです。デカすぎるって。

しかし、大阪城公園はいつも寒い。ビル風なのか、川風なのか本当に風が冷たい。ちょっとお茶でも飲んで温まろうと思って、IMPに入ったらどの店も若い女性客でいっぱいでした。大阪城ホールでV6のコンサートがあったようです。仕方ない、梅田まで行こうと駅に向かって歩き出したら、いくつものアマチュアバンドが演奏していました。オリン顔負けのバイク並べて革ジャンを脱ぎ、寒い中、上半身はだかでタトゥーをしているヘビメタのバンドの人達・・・。残念ながら、私にとっては雑音以外の何物でもなかったです・・・。

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香音里
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自己紹介:
趣味は観劇。特にミュージカル、三谷幸喜作品、キャラメルボックス、加藤健一事務所が好きです。

幕末の時代に興味があります。好きな人物は土方歳三、榎本武揚ほか、蝦夷メンバー。

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