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そんな事してる場合?

ただいま現実逃避中…

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「リトルショップ・オブ・ホラーズ」

「リトルショップ・オブ・ホラーズ」

観劇日 12月18日(日) シアターBRAVA!

【出演】 山本耕史 上原多香子 小堺一機 越中睦 浦嶋りんこ Tina 尾藤桃子 結樺健 QOMO 和田アキ子(声のみ)

【あらすじ】アメリカのスラム街にある廃業寸前の花屋。 ある日、店員のシーモアが、奇妙な植物を店先に置いた途端、店は大繁盛。 シーモアは、その植物を憧れのオードリーにちなんで、「オードリーII」と名づけるが、その植物の正体は、世にも恐ろしい人食い花だった! (「リトルショップ・オブ・ホラーズ」公式ブログより)

「リトルショップ・オブ・ホラーズ」というミュージカルを初めて観たのは映画。次は確か学生のアマチュア劇団の舞台だったと思う。ちゃんとオードリーⅡも3種類ぐらいの大きさを作っていて、けっこう本格的だった。その次は95年の再演。そして今回。

12月3本目です。客席は山本耕史さん目当ての若い女性でいっぱいかと思いきや、男性の姿もちらほら。上原多香子ちゃんのファンですかね?劇場に入ると正面にパンフなどの物販コーナーが。「新選組!」の土方ポスター売ってました。

シーモア=山本耕史さん。
気弱でドジだけど、優しい男シーモアの雰囲気をよく出していたと思います。でも、シーモアと言えば映画版のリック・モラニスを思い出してしまうので、「全然イケてるよ~」と思ってしまいました。足長いし。歌は「聴かせる」という歌ではないけれど(某大作ミュージカルのような聴かせるソロナンバーもありませんでしたし)彼の声はけっこう好きかも。高音はよく伸びてましたね。低音がちょっときつそうでした。ただ、手が長いから(?)か、手を広げる振りが多いのが気になりました。確か「レント」(古い話ですみません)の時も、そう思った記憶があるので、クセなんでしょうか。アドリブもできる人だし、コメディで彼の舞台を観て見たいなぁ。あ、「オケピ!」って一応コメディでしたね。

オードリー=上原多香子さん。
可愛かった~。金髪のカツラがすごく似合ってました。気がついたらオペラグラスで追ってるのは、上原多香子ちゃんが一番多かった(^^; 歌も上手でしたよ。オードリーといえばちょっと頭の弱い女性ってイメージがあるのですが(おいおい、そりゃ勝手な思い込みだって)
彼女のオードリーは「自分は愛される価値のない女だ」と思っている、自分のことを卑下している女の子。サドの彼氏に暴力を受けてるし、シーモアでなくても思わず守ってあげたくなっちゃいます。

ムシュニク=小堺一機さん
キャストが発表された時、「え?小堺さんがムシュニク?」と思ったものでした。ムシュニクといえばちょっと嫌な親父のイメージがあったので。でも今回はいい人でした。だから、彼をオードリーⅡに食わせたときは、こんなにシーモアの事を心配してくれてるのに「酷い」と思ってしまいました。観に行った日はちょっと声が枯れてたみたい・・・。シーモアと一緒に歌いながら踊るナンバー「ムシュニク&サン」が面白かったです。

オリン=越中睦さん
初めて見る方です。バンドのボーカルをやっていたとか。東京公演の評がイマイチよくなかったようですが、オリンはまぁ、あんなものではないでしょうか。この役ってけっこうアクの強い役者さんがやってるんですよね。初演の陣内孝則さんのオリンは伝説になっているとか。
岡幸二郎さんも演じてるし、パンフを見てびっくりしたのは、なんと「新選組!」で伊東さんを演じた谷原章介さんもやってたこと。へぇ~~~。

毎度の事ながら、簡潔な感想が書けません。続く。

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「レ・ミゼラブル」12月9日夜公演 その2

続きです。

エポニーヌ=新妻聖子さん
「On My Own」を歌う姿が本田美奈子さんに似ている・・・と思っていたら、実は一緒に行った友人もそう思っていたそうです。「On My Own」の歌の途中で帽子を取るのは、新しい演出なのでしょうか?2003年版を観ていないので、新しい演出なのか、新妻聖子さんだけなのかわかりません。3月に帝劇で観た時はANZAさんでしたが、取ってなかったように思うのですが・・・?声にとてもインパクトのある方だと思いました。

テナルディ=コング桑田さん
大阪の小劇場の芝居ではおなじみの俳優さんですが、レ・ミゼでは初見。こんなに貫禄のあるテナルディエは初めてです。テナルディエってこすっからい小悪党と言うイメージだったのですが、コング桑田さんのテナルディエはちょっと余裕があるというか、肝が据わってる感じ。歌がお上手なのは知ってましたが、歌専門の人たちに混じっても全然遜色ありません。

マダム・テナルディエ=田中利花さん
この役を演じる女優さんは2系統あって、1つは鳳蘭さんを筆頭に元宝塚の男役の女優さん、もう1つは森公美子さん、松金よね子さん等のコメディエンヌ系の女優さん。田中利花さんは後方。今までこの方がこの役をやってなかったのが意外なほどでした。この日は初日ということで、かなり硬かった気がします。ちょっと遠慮しながら演じてるような感じがしました。今後、慣れてこられたら良くなっていくと思います。

アンジョルラス=小鈴まさ記さん
私の中では、岡幸二郎さん以後のアンジョの中で一番よかったかも。カリスマ性はないけれど、みんなのよきお兄さんみたいな感じ。一番びっくりしたのはバリケードの後方から狙撃兵に仲間が狙撃された時、すぐ駆け寄って、その仲間の上にかぶさって次の狙撃から守ろうとした事。えっ?こんな演出でしたか?それとも小鈴さんだけなのかなぁ。

毎度のことなのですが、エポニーヌの死でまず泣いてしまいます。バリケードが落ちるシーンは毎回滂沱の涙。今回、休憩時間にハンカチを用意するのを忘れたため、涙が流れっぱなしで、エライことになってしまいました。あと、バルジャンがマリウスに告白するシーンとバルジャンが臨終間際にコゼットに言う「お前がいてくれて 静かに今死んでいける」からは涙が本当に止まりません。

観劇回数は多くても、私が熱心に通っていたのは97年の10周年公演くらいまで。その後は3回しか観ていないので、その頃より短縮されてるし、歌詞も変わってるし、まだ違和感があります。なんか、歌詞は役者さんが歌いやすいように改良されてるんですかね?ちょっとお下品になった気がするんですけど。だめですよ~、子供が「とんだブタ野郎」なんて言葉使っちゃ(笑)「とんだインチキ野郎」はOKだったんですが。(←どこが違うんだ) 「スターズ」の中の「地獄へ悪魔が堕ちたように」を「悪魔が地獄へ堕ちたように」に変えた意図は?

歌のレベルはすごく高いと思います。本当にみんな歌える人ばかりです。自分のお気に入りの役者さんで観たい、というのはすごくあるのですが、別の人はどう演じるんだろうっていうのも気になる。それで何回も通ってしまうんですよね。あぁ、すっかり東宝の思うツボにはまっています・・・。

「レ・ミゼラブル」とCDについてはこちら

「レ・ミゼラブル」12月9日夜公演

「レ・ミゼラブル」12月9日(金)夜公演

【キャスト】 バルジャン=今井清隆 ジャべール=岡幸二郎 ファンティーヌ=シルヴィア・グラブ コゼット=西浦歌織 マリウス=藤岡正明 エポニーヌ=新妻聖子 テナルディエ=コング桑田 マダム・テナルディエ=田中利花 アンジョルラス=小鈴まさ記

「レ・ミゼ」の開演前の劇場には、他のミュージカル・芝居とちがう独特な雰囲気があります。それは、なんというか・・・このミュージカルを好きなもの同士が集まる、同窓会のような雰囲気。好きなキャストの話をしたり、前回観た時の話をしたり・・・。今回の舞台が、全くの「レ・ミゼ」初見という人は客席の中に何人いたでしょう?多くても20%くらいなのではないかと思うのですが。それほどリピーターが多いミュージカルなのです。かく言う私も30回くらいまでは数えていたけど・・・。それでもこの観劇回数は決して多いほうではないくらい、リピーターが多い。私の母でさえ、5回は観ている。

ストーリーは今さらなので、省略。数年前に演出の手直しが入ったとき、上演時間を短くしたので、削られた箇所が何箇所かあります。だからバルジャンがコゼットと出会い、10年後のパリのシーンまでが驚くべき速さで進行して行きます。

ではキャストについて
バルジャン=今井清隆さん 
この人の声もいいですよね~。「レ・ミゼ」はスターを作るミュージカルと言われていますが、この方がまさにそう。一番最初はアンサンブルでした。それがジャヴェールを演じ、バルジャンです。とても正統派のバルジャンのような気がします。長年鹿賀バルジャンを見すぎたために、鹿賀さんの歌い方はけっこうクセがあるので、それが当然のように感じていたのですが、「普通だよ~」と思ってしまいました(笑)いやいや、滝田さんも山口さんもみんな歌い方に特徴があって、それだから面白いんだとは思いましたけどね。今井さんの歌は安心して聴けます。・・・と思っていたら、裁判のシーンの「俺は24653~」の「3」が思いっきり裏返ってました。(一度裏返って、また戻ってました)一瞬耳を疑ったほどに。でも「彼を帰して」は絶品でした。やさしそうな雰囲気のするバルジャンでした。絶対この方はジャベールよりバルジャン役のほうが合ってますね。

ジャべール=岡幸二郎さん
はっきり言って「カッコよすぎ」です。ジャベールがあんなにカッコよくていいんでしょうか?でもジャベールを演じるには、いささか声が男前過ぎる気がします(笑) そのせいか、ファンティーヌを苛めていても(いや、あれは職務ですから(^^;)あまり憎らしい気がしない。「スターズ」のあの歌い上げる歌いっぷりは見事でした。佐山さん以外のジャベールに心奪われそうになったのは初めてです。
でもね。岡さんはやっぱりアンジョルラスがいいです。あのアンジョのカリスマ性は岡さんにしか出せないと思います。年齢的にもまだまだあの役できると思うのですが・・・。

ファンティーヌ=シルヴィア・グラブさん
この方は「レ・ミゼ」では初見です。えーっと(^^ゞ あまり薄幸そうに見えませんでした。私生活では新婚さんで幸せ真っ最中の方ではありますが・・・。臨終の時でさえ、死にそうに見えなかったんです。体格も良い方だし、この役ではそれで損をしてるかも。

コゼット=西浦歌織さん
すみません。あんまり印象に残らなかったです。(もともとコゼットって、あんまり印象に残らない役なんですよね)コゼット役は大阪公演が初めての、まだ学生さんとか。今後に期待したいと思います。

マリウス=藤岡正明さん
うちの母曰く、「マリウスって、ハンサムやなくてもいい役になったん?」・・・失礼すぎです。確かに今までのマリウスのように、甘いハンサムさんではないけれど。ちょっと服の着方がだらしない(^^;戦闘中ってのはわかりますけど、なんかヨレヨレっとした感じに見えて・・・。でも歌は上手でした。今回、本当に歌はみなさん上手いです。

残りのキャストについては、また後日。

岡さんの手は大きかった

「レ・ミゼラブル」の夜公演を観に行ってきました。まだちょっと興奮状態です。

今回、終演後にファン感謝デーや握手会など、いろいろなイベントが予定されています。
今日はジャベール役の岡幸二郎さんの握手会でした。

6時半までにロビーの申し込み用紙に名前と席番、同行者の人数を記入して、受付BOXに入れます。1幕終了後の休憩時間に、抽選で当たった100人の名前が張り出されます。私は残念ながらはずれたのですが、友人が当選!連れの人も参加できるので、恩恵を受けて握手してもらいました。

ジャベールの衣装で現れた岡さん。はぁ~舞台で観てもカッコよかったけど、間近で見た岡さんは本当に、カッコよかったです。すごい背が高くて、手も大きかった。舞台の方もすごくよかったんです。詳しいレポは、また後日。とりあえず、この感激を書きたくて。

追記
握手会の様子が公式サイトにアップされています

「レ・ミゼラブル」梅田芸術劇場公演初日、私の涙腺は壊れています。本田美奈子サンに黙祷。

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「レ・ミゼラブル」の8年ぶりの大阪公演、今日開幕です。
私は明日、9日の夜に1回目の観劇予定です。

今回の公演中、いろいろとイベントがあるそうで、9日夜は終演後に岡幸二郎さんの握手会があるらしいです。申し込み用紙で申し込んだ人の中から当選者100人だけらしいですが。

「マリー・アントワネット」その2

ちゃんと見てませんでしたわ。東宝HPの制作発表レポートの写真に、ちゃんと「2007年2月大阪梅田芸術劇場」って書いてる文字が映ってるじゃないですか。よかった。大阪公演がある!新幹線代が浮いた分で余分に2回観れる・・・。なんて、アホか、自分!独身の頃なら1公演8回観劇とかもしましたけどね。今は絶対無理だなぁ。

それにしても、2007年2月って・・・。まだまだ先ですね。東京はいいなぁ。東宝のHP見てたら、すごいラインナップじゃないですか。「ジキハイ」「ベガーズ・オペラ」「ミー&マイ・ガール」「ダンス・オブ・ヴァンパイア」「屋根の上のヴァイオリン弾き」・・・劇団四季も絶えず公演があるし。今年、四季の舞台って「マンマ・ミーア」しか観てないですよ。ロングランもいいけど、私みたいな貧乏人は、同じ演目何度も見るほどお金に余裕がないんだから、もっといろいろやってほしいんだよなぁ。え?京都劇場でやってるって?でも再演ばっかりだし。「四季の会」の会費、元が取れないよ~。でも東京に住んでたら破産してたかもしれないから、ちょうどいいのかも。

「マリー・アントワネット」

東宝が新作オリジナルミュージカルの制作発表をするというのを、すっかり忘れていました。早速東宝のHP

ミュージカル「マリー・アントワネット」
遠藤周作氏の「王妃マリー・アントワネット」が原作。作詞・作曲は「モーツァルト!」「エリザベート」のミヒャエル・クンツェ、シルヴェスター・リーヴァイのコンビ。演出は栗山民也氏。
「帝劇発のオリジナルミュージカルを世界へ」という事で、東宝がかなり力を入れています。

キャストは、毎度おなじみの東宝ミュージカルの常連俳優さんがずらり。どうも最近東宝は「劇団化」して、同じ俳優さんばかりキャスティングされている。まぁ、東宝、四季、宝塚が日本の3大ミュージカル公演団体なので、四季でも宝塚でもなくて実力のある人は、自然と東宝に集まってくるのだろうから仕方ないけれど、新鮮味がないなぁ・・・。などと毒づいていたらなんと!佐山さんの名前を発見!林アキラさんも!あ、なんかすごく観たくなってきました。(え、私変ですか?)

でも、このミュージカル、2006年の11・12月の公演なんですよね。1年後かぁ。東京だけかなぁ。(すでに東京に行く気になっている) チケット争奪戦・・・かなり激しくなりそうですね。

 

 

「34丁目の奇跡」

ミュージカル「34丁目の奇跡」

観劇日 12月4日(日)  シアターBRAVA!

【出演】 別所哲也 愛華みれ 宝田明 市川勇 佐山陽規 六角慎司 春海四方 梅津義孝 佐藤夕美子 一倉千夏 藤森徹 作間草 橋本愛菜 小川紗季 坂本隆宏

【あらすじ】 クリスマス目前のニューヨーク。弁護士のフレッドは少女スーザンを通じ、その母親ドリスと出会う。デパートの宣伝部で働くドリスは、サンタクロースそっくりのクリスをクリスマス商戦に起用し大成功。しかし、クリスは「自分はサンタクロース」だと主張、ニューヨーク中が大騒動に・・・。 (34丁目の奇跡オフィシャルブログより)

日本初演は1998年、ドリス=土居裕子 フレッド=草刈正雄 クリス=細川俊之でした。実は初演はチケットを買っていたのですが、店のオープン直後だったため行けず、翌年の再演を観ました。この時、フレッドは加納竜さん。ドリスの勤めるメイシーズの社長に佐山陽規さん。昨年から今のキャストに変わり、昨年好評だったため再演になったそうです。

まだ公演中なので、ネタバレ少なめで。

演出は初演からずっと吉川徹さんなのですが、6年前とはまったく変わっていました。いや、6年も前ですと、かなりうろ覚えなんですが。前の方が舞台のセットの色調なんかが派手だったような気がします。ミュージカルナンバーとかも変わってるような・・・。

ドリスの愛華みれさん。どうも「チャーリー・ガール」の時のイメージからか、あまりスマートでない印象があるのですが(すみません)。元は王子様を夢見ていた女の子だったのに、離婚から一転、男性を信じず、男性が娘に声をかけるのは自分目当てだと思っている、現実主義のちょっと嫌な女に。クリスやフレッドと触れ合ううちに、だんだん可愛い女性になっていきます。

フレッド・別所哲也さん。この方、お歳暮の時期になると、つい思い出してしまいます(笑)けっこうミュージカルに出演してるのに、観るのは初めて。なんとなく「いい人」の役が多い方ですが、今回もいい人でした。後に控えてるバルジャン役に備えてでしょうか?少しふっくらされたような気が・・・。歌は特に上手いという感じではなかったです。無難・・・といいますか。バルジャンがちょっと心配(^^;でもアドリブききそうです。(いや、「レ・ミゼ」にアドリブはいらんて)

クリス・宝田明さん。私が生まれる前からミュージカルをやっておられる方。御歳70を越えてらっしゃるのに、すばらしい声をなさってます。素敵なサンタクロースでした。ちなみにウチには、宝田明さんの初ミュージカル作品の江利チエミさんと共演した「アニーよ銃をとれ」のCDがあります。

メイシー社長・佐山陽規さん。主要3人以外に、どうしてこの方を書くかって?もう誰も何も言わないでください。好きだから!「サンタクロースはここにいる」というナンバーがあるのですが、あぁ、やっぱりいい声だ~。ただね、今回少人数の舞台と言う事で、アンサンブルの方が本役以外に何役も演じてらっしゃるのですが、パレードの時の牛のかぶりものと、ドリスの娘スーザンの夢の世界に出てくる、ダンサーの衣装と花輪もって踊るダンスには・・・苦笑いや、微笑、いや微妙・・・?

もう少しドリスと娘スーザンの、親子の関係が描かれてもよかったんじゃないかと。6年前の舞台のときは、もうちょっと親子の事が描かれていた気がしたんですけど。なんか、裁判の後、ドリスとフレッドはお互いの事ばかりで、おいおいスーザンの事忘れてるよーと思ったもので。最後は3人でハッピーエンドじゃないの?

観終わった後、ちょっとあったかい気持ちになれる、クリスマスシーズンにぴったりのミュージカルです。

カーテンコールで宝田明さんが、愛華みれさんに「何か言え」と言ったところ、愛華さんが「ちょっと前にあられが降っていたそうです。お気をつけてお帰りください」と言ったのを受けて宝田さん、「もうすぐひょうになるようです。どうぞひょうに打たれてお帰りください」と言われました。客席爆笑。劇場を出ると、果たして外は本当に嵐のように強い雨と風だったのでした。

「リトルショップ・オブ・ホラーズ」

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12月は忙しい。わかってます、ハイ。多分お店も1年で一番忙しい。
なのに、ミュージカルの公演はなぜ12月に多いのだーー!?

日曜日のチケットが完売と聞いて、諦めていた「リトルショップ・オブ・ホラーズ」、ふと新聞を見ると、「演出プラン決定のため追加発売」とあった。イマイチ意味が解からないが、ふむ。追加発売か・・・電話してみるか。・・・てことでチケットを取ってしまいました。ええんか?ホンマにええんか?自分。そんなヒマと金がどこにあると言うのだ!?

「リトルショップ・オブ・ホラーズ」はリック=モラニスの映画で有名なホラー・コメディです。あ、でも映画より舞台の日本初演の方が先なんですね。日本初演は主役のシーモアが真田広之さん、オードリーが桜田淳子さん。私は再演の岸田智史、日向薫版を観ました。今回は主役シーモアに山本耕史さん、オードリーが上原多香子さん。

山本耕史さんといえば、最近では「新選組!」の土方副長ですが・・・。実は舞台は子役の「レ・ミゼ」のガブローシュの頃から観てたりします。あと、「レント」と「オケピ!」・・・あれ、けっこう観てるな。「レ・ミゼ」のマリウスは観てませんが、CDは持ってます。歌は上手いけど、あまり声量がない印象なんですが、どうでしょう?舞台だとまた違うかな?あの強気な副長から気弱(でもやる事はけっこう大胆)なシーモアにどう変身してくれるのか、楽しみです。

12月に遊ぶためには、とにかく今の内になるべく仕事を片付けておく事。3ヶ月溜まってる帳簿付けをちょいちょいとやっつけて、早々と年賀状も印刷して、家の掃除もちょっとずつ・・・。って書くのは簡単なんですけどね。

大分落ち着きました。

歌手・女優の本田美奈子さんがご逝去されました。まだ38歳。白血病だそうです。

「ミス・サイゴン」で初めて彼女が主役を演じた時、「あの細い体のどこからあのすごい声量の声がでるのか」と思ったものでした。その後も「レ・ミゼラブル」「王様と私」などに出演され、今年も「レ・ミゼラブル」でファンティーヌ役を演じられるはずでした。

3月に帝劇に「レ・ミゼラブル」を観に行った時も、みんなが美奈子さんへのメッセージボードにメッセージを書き、回復されるのを待っていたのに。これから大人の女性を演じられると楽しみにしていたのに・・・残念です。

心より本田美奈子さんのご冥福をお祈り申しあげます。

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香音里
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女性
自己紹介:
趣味は観劇。特にミュージカル、三谷幸喜作品、キャラメルボックス、加藤健一事務所が好きです。

幕末の時代に興味があります。好きな人物は土方歳三、榎本武揚ほか、蝦夷メンバー。

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