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「レ・ミゼラブル」1月11日夜公演

「レ・ミゼラブル」1月11日夜公演

【キャスト】バルジャン=別所哲也 ジャベール=鈴木綜馬 ファンティーヌ=シルビア・グラブ コゼット=西浦歌織 マリウス=藤岡正明 エポニーヌ=ANZA テナルディエ=コング桑田 マダム・テナルディエ=田中利花 アンジョルラス=坂元健児

ぐずぐずしているうちに、公演終わっちゃいましたね。

では各キャストの感想など。
バルジャン=別所哲也さん
年末25日まで「34丁目の奇跡」に出演されていたのに、1月2日から、もうバルジャンを演じている・・・再演とはいえ、役者さんってすごいなぁ。「レ・ミゼ」では初見です。
「34丁目」の時の感想にも書いたけれど、別所さん、歌は上手いです。でもなんと言うか・・・「聴かせる歌」ではないというか。山口さんのように朗々と歌い上げる歌い方でないからかもしれません。やはり「無難」という感じですね。声を張るところとか、歌の聴かせどころが他の人と違います。特にラストのバルジャンが銀の燭台を前に祈る処の歌は、別の歌かと思うほどアレンジされてました。あれはOKなのでしょうか?
年老いてからの演技は秀逸。今までのバルジャンの中で一番年老いた感じが出ていました。ちょっとびっくりしたのは、バリケードが落ちた時、マリウスの息があるのを確認した後、「よっしゃ!よっしゃ!」って感じでバリケード内を喜んで走り回ってたこと。全体的にオーバーアクションです。でも別所さんの持っている雰囲気は優しげで、暖かい感じがするので、けっこう好きかも。

ジャベール=鈴木綜馬さん
とても凛として美しいジャベールです。今回、ジャベールはみんな美しいですね~。岡さんはもちろん、今さんも3月帝劇で観ましたが、みんなビジュアル的に美しい。昔はジャベールといえばおやじ系だったのですが。(佐山さん、ごめんなさい。私これでもファンです。)
ただ・・・鈴木さんの歌は、なぜか苦手なんです。声も歌い方も。以前から。(単に私個人の好みの問題です)3月に山口さんの歌を聴いたときにも感じたんですが、一音一音はっきり歌うんですよね。四季の発声法なのでしょうか。だから歌詞はすごく明瞭にわかるのだけれど、もっと滑らかに歌って欲しい。
鈴木さんのジャベールは、他のジャベールより脆い感じがしました。自殺のシーンではみんなかなり感情が昂ぶっているのですが、鈴木ジャベールはその前に、マリウスを病院に連れて行くというバルジャンを見逃す所で、すでにメロメロになってました。いや、バリケードでバルジャンに助けられた時からすでに。

マリウス=藤岡正明さん
あのカツラはやめたんですね。やっぱり地毛の方がいいですよ。お願い、エポニーヌにもっと優しくしてあげて~~~。

エポニーヌ=ANZAさん
3月に一度拝見してます。今までのエポニーヌとはちょっと違う雰囲気のエポでした。すれていないし、エポニーヌと言えばやせぎすなイメージがあるのですが、けっこう豊満で女っぽい。「On My Own」はすごく感情こめてました。毎度の事ながら、エポニーヌが死ぬ場面は泣いてしまうのですが、今回泣けたのは「マリウス、これでいいの」ってところです。小さい時はそれなりに可愛い服も着せてもらって幸せだっただろうけど、成長してからはすさんだ生活で、「幸せの世界に縁などない」と言う彼女が、愛するマリウスのために恋敵に手紙を渡しに行って撃たれたのに、「これでいいの」という、それが不憫で。「なんでこれでいいんだよーー!!」と。それですごく泣けてしまいました。

マダム・テナルディエ=田中利花さん
だいぶ、慣れてきたご様子で、かなり迫力あるテナルディエ夫人になってました。バルジャンがコゼットを引き取りに来た場面では、思わずバルジャンが手を顔の前にかざしてよけてしまうほど食ってかかってました。

あと、アンジョルラスの後を追って、バリケードをものすごいスピードで駆け上っていったグランテールに感動したり、12月にアンジョを演じて、お気に入りになってしまった小鈴さんのコンブフェールをオペラグラスで探したり・・・。

この日は2階席からの観劇。2階から見るのもいいですね。普段は見上げてるバリケードを見下ろすかたちになりました。おかげで、バリケードの上部にいるアンジョルラスにばかり目が行って、マリウスが撃たれた時、気がつきませんでした・・・不覚。
ジャベールの自殺の場面は、一階からだとセーヌ河にかかっている橋が舞台上に置かれているというのがありありと見えてしまうので、想像力を働かさなければ河と橋に見えないのですが、2階からだと宙に浮いてるように見えて、河にかかっている橋だという、高さが感じられました。

カーテンコールは6回ぐらいあったんじゃないでしょうか。最後はバルジャンの別所さんがシルビア・グラブさんをお姫様抱っこ、シルビアさんもポーズをとってました。

とりあえず、キャストのついての感想でした。

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