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そんな事してる場合?

ただいま現実逃避中…

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函館戦争のフランス人vol1

近所にレンタルビデオと古本屋さんが一緒になったお店ができました。近所といっても、帰宅途中ではなく、家を通り越して2キロぐらい先なんですが・・・。今日初めて行って見ました。なんと旧作のビデオ・DVDが7泊8日で100円、セール中は80円です。TSU○AYAの1/3以下じゃないですか。古本は定価の半額。あまりきれいでない本は100円です。「笑の大学」映画版を借りてきました。この作品は、西村雅彦さんと近藤芳正さんの舞台版がすごく好きなので、これを役所広司さんと稲垣吾郎君がやるとイメージを壊されそうな気もして、ちょっと不安。でも観たい。観たらまた感想とか書いてみます。

邦画のコーナーで「五稜郭」を発見。いや、実はビデオ持ってるんですけどね。15年くらい前に、日本テレビの年末恒例時代劇スペシャルの第4弾として放映されました。他にこのシリーズは「赤穂浪士」「白虎隊」「奇兵隊」「田原坂」などがあります。だいたい同じ役者さんが出てるんですけどね(^^ゞ
榎本武揚に里見浩太朗、土方歳三が渡哲也という、ちょっと老けた・・・いえいえ、貫禄のあるキャストとなっております。他に勝海舟=津川雅彦、松平太郎=藤岡弘、沢太郎左衛門=秋野太作、中島三郎助=若林豪、伊庭八郎=館ひろし、古屋作左衛門=竜雷太、高松凌雲=風間杜夫、黒田了介=西郷輝彦、山田市之允=石橋正二、榎本さんの奥さんの多津さんに浅野ゆう子さん・・・16歳の設定。なんぼなんでもそれは・・・。ブリュネが岡田真澄なのもツボです。どうです?見たくなりませんか?登場人物を見ているだけでも、蝦夷共和国好きにはたまりません。

戦闘シーンもなかなか迫力があります。エキストラもすごくたくさん使ってますし。船はモロに模型っぽいですけど。某N○Kの大河ドラマは戦争シーンはちゃちでしたからねー(っていうか、ほとんどなかったですね。正月ドラマではあるんでしょうか) 
つっこみどころも満載です。榎本がアボルタージュを提案して、土方が甲鉄艦に乗り移ってガトリング砲撃ちまくってます(^^;野村利三郎が歳くってます(福本清三さんですぜ) 島田魁が土方より若いです。伊庭の切腹の介錯をカズヌーフがやってます。(おいおい)土方の死に方(死んだ後?)とかはもう、ありえません。でもこのドラマ、好きなんですよねぇ。

民放の年末ドラマにしてはお金をかけてると思います。またこんなドラマやってくれないかな。

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大河ドラマ化希望!

今回、他の方の「土方歳三最期の一日」の感想を読んでいると、榎本さんが評判いいですね。榎本役を演じられた片岡愛之助さんの演技力によるものだとは思いますが、榎本さん本人に興味をもたれた方も、けっこういらっしゃるみたいです。

とにかく、波乱万丈の人生を送った人なので、十分、大河ドラマで1年間やるネタありますよ。「賊軍」だった人物は大河ドラマで取り上げられない、という前例を「新選組」が破ったワケですから、ぜひ榎本さんも取り上げてもらいたい。でも、視聴率取れなさそう・・・ですね。

「新選組!! 土方歳三最期の一日」

ちょっとショックです・・・。新しく買ったHDD内蔵のDVD。今回、HDDの方に「新選組!!」をVHSに「古畑任三郎」を録画したのですが、HDDの映像がよくない。クリアでないというか、もやがかかったような感じ。VHSの方はきれいに映っている。こんなことならHDD内蔵買う必要なかったんじゃ・・・。7日のBS放送にかけます。

感想です。
・・・よかったです。本編では土方さんのいいエピソードがほとんど語られなかったんですが、さすが今回は土方さんが主役だけあって、兵士一人一人に酒を振舞った話や、借金を返しに行った話、娼妓に税をかけるのを反対した話、鉄に写真を託すところ等々、好きなエピソードがいっぱい。(思いっきり1日に詰め込んでましたが。)

土方の言葉、隊士の言葉がいちいち涙腺を刺激する。島田さんの気持ちも尾関さんの気持ちもよく解かる。斎藤一が新選組本隊から離脱する理由も、納得がいくように描けている。特にダンナが寝てから見る2回目は、人の目を気にしなくていいからか、最初っから涙が止まりません。

榎本さんと土方の関係がよかったです。本来はこの5月10日の時点では、まだ榎本さんは徹底抗戦の考えだと思うのですが・・・まぁ、それは置いといて。この榎本さん好きだなぁ。ろまんち(by歳三)で度胸もあって、飄々としていて、でも懐も深そうで。べらんめぇだし。床に座って2人でワインを飲むシーン、いいなぁ。薩長に勝つつもりだったと言う榎本さん、蝦夷で牛を飼う夢を語る榎本さん、いいなぁ・・・。はっ、気がつくと2人のシーンはずっと榎本さんに感情移入している・・・。でも、そんな榎本さんだから、土方さんも生きるための戦いをしようと思ったんでしょう。そう、人を惹きつける魅力がある人なんですよね、榎本さんは。(はっ、また榎本さんびいきになっている)

実は今回、大鳥さんがどう描かれるかっていうのも心配でした。土方びいきの小説では、土方と対立したり、へタレだったりと、とかく貧乏クジを引かされる大鳥さん。今回も最初、へタレっぽい感じだったんですが、「大鳥さんも熱い漢だったんだ」って、描いてくれてよかったです。ただ、土方さんが、総裁の入れ札の時に大鳥さんに1票入っていたのを「自分で入れたんだろう」って言うのは余計だと思いましたが。負け戦の原因がすべて大鳥さんのせいのように土方が語るのも、ちょっと・・・。旧幕軍の中では土方さんが一番好きですが、榎本さんも大鳥さんも好きなもので・・・。

涙腺が大決壊したのは、土方が新選組を助けに箱館市中に向かう時に榎本に言った「生き延びて、この地に夢の花を咲かせろ」って言葉。それはまるで、遺言のようで。「多分自分は、生き延びる事ができない。その夢の地に自分はいない。」と言っているようで。
事実、榎本は降伏、入牢して赦免された後、新政府に出仕した時、北海道開拓使として北海道の開拓に貢献します。土方の言う「夢の花」を咲かせることができたのでしょうか。

三谷さんは以前、雑誌の山本耕史さんとの対談で、「土方の最期は燃えよ剣のイメージがあるから、それを超えるものを作りたかった」と語っておられました。「燃えよ剣」の土方の最期も好きです。戦いに行く前、土方が本当はどういう心境だったのか、今となっては誰もわからない。でも、今回のは今回のでよかったですね。生きるために戦いに行ったって言うのが。多分死は覚悟していたのだと思うけれど。「近藤さん、いつ出て来るんだよ」とずっと思っていましたが、最後の最後で登場。ホント「待たせたな」です。土方さんは近藤さんの元に行けたんだなぁ、って思える最期でよかったですね。

1時間半は短すぎる、と思ってました。でも、近藤さんの死後の土方の生き方をダイジェストで見せられるよりは、この方がよかった。この描き方で良かったと思います。ラストの、草原を多摩に向かって走る鉄の姿の映像がね、またよかったです。土方の死で終わりなんじゃない、希望が、未来があるって感じで。若い世代が次の世へ真実を語り継ぎ、新しい世の中を作っていくんだと。

見終わった後はなんだかぼーっとしてました。夜もなかなか寝付けませんでした。終わっちゃったな・・・って感じですね。とにかく、土方の最期をきちんと描いてくれてよかったです。「新選組!」本編は、あれはあれでよかったのですが、近藤さんの死で終わっていたので、土方さんの決着をちゃんとつけてくれたって言うのは、本当に嬉しかったです。

榎本さんのそっくりさん

_001 某エノカマさん好きサイトさんで、昔話題になった榎本さんのそっくりさん。

今日ネットの古本屋さんで「榎本武揚未公開書簡集」が4,500円で出てました。4,500円か~!新刊が発売された時も悩んだんですよね。でも新刊だと10,290円もするのでちょと手が出ないなぁと思ってたんです。

古本って見つけた時に買わないと、絶版ものも多いので一生巡り合えない本とかもあるんですよね。ってことでついつい買っちゃう。でも読むスピードが全然追いつかないので、積ン読本ばかり増える。

榎本さん関係の未読本
 童門冬二「小説 榎本武揚 二君に仕えた奇跡の人材」
 満坂太郎「榎本武揚ー幕末・明治二度輝いた男」
 綱淵謙錠「航ー榎本武揚と軍艦開陽丸の生涯」
 井黒弥太郎「榎本武揚」
 臼井隆一郎「榎本武揚から世界が見える」
 星亮一「長崎海軍伝習所」「箱館戦争」
 子母澤寛「行きゆきて峠あり 上」(下巻がまだ見つからない)

っていうか、まだほとんど未読やん(^^;以前から気になる存在だったので、密かに本は見つけるたびに買ってました。いままでは土方さん関係の本ばかり読んでいたので、こちらまで手がまわらなかったんです。
私は天邪鬼なのかもしれません。世間がNHKの正月ドラマ「土方歳三最期の一日」で騒ぎ出した途端、土方さん以外の人にも目を向けてみようかなと。五稜郭で最後まで戦った漢たち。カッコよかったのは土方さんだけじゃないんだよ、みんなカッコよかったんだよ、と。

書簡集、欲しいなぁ。ホント、欲しい本は見つけたら買うのを即決しないと、大概は売れちゃって悔しい思いをする。そうなると余計欲しくなる。でもよく考えろよー。土方さんの書簡集も買ったまま、まだ読んでないじゃないか。・・・もうちょっと考えます。

榎本さん その2

新しいカテゴリーを作ってしまいました。

箱館戦争で土方さんが壮烈な戦死を遂げたのと対照的に、他の幹部は生き残りました。それをよいように書かない小説もあります。特に榎本武揚は、釈放後明治政府に仕え、大臣を歴任し、当時「薩長にあらずば人にあらず」的政界の中で異例の出世を遂げた事から「変節漢」と呼ばれたり、福沢諭吉に「痩せ我慢の説」で非難されたりしました。
でも、当時の日本には榎本さんほど国際感覚のある人はいなかったんですよね。時代が榎本武揚を必要としていたんです。榎本さんも、オランダ留学で培った知識を「新国家建設のために使いたい」という思いがあったのではないでしょうか。

後年、大津事件で辞任した外相の代わりに、ピンチヒッターで外相になった榎本さん、「難局中の最たるものなり」と言われたのに対し、「五稜郭の苦心は、私一人の向背によって、数百の士卒を生殺するものであった。その事を思えば、外務大臣の職など大したものではない」と言ったそうです。

最初から降伏するつもりだったとか、切腹しようとしたのも狂言だったとか言われますが、最初から降伏するつもりなら、わざわざ蝦夷くんだりまで行かないと思うし、降伏した時点で極刑は覚悟していたはず。最終的に降伏を選択したのは、兵の命を預かっている「総裁」という立場からだと思います。そこが土方さんと違うところなんですよね。

知れば知るほどすごい人だなぁと思います。もっと世間で評価されてもいいと思うんですが・・・。

榎本さん

お正月のドラマ「新選組!!土方歳三最期の一日」まで、あと3週間を切りましたね。
今回、主役の土方さんが一番のお目当てなのは当然ですが、最近のマイブーム「榎本武揚」がどう描かれるか、とても楽しみです。実は蝦夷共和国の幹部の中では、土方さんの次に好きだったりします。今日、古本屋で童門冬二さんの「小説 榎本武揚 二君に仕えた奇跡の人材」を見つけました。(1890円のハードカバーが105円でしたよ) 新刊で買った「ドキュメント 榎本武揚 明治の「読売」記事で検証」も面白そうです。

オランダに留学して、帰ってきたら幕府が瓦解して蝦夷に渡って最後まで新政府軍と戦い、戦争終結後は、敵の参謀黒田清隆の助命嘆願で赦され、後明治新政府に出仕。「千島・樺太交換条約」を締結して、大臣を歴任し子爵の爵位を授かる。メキシコに植民地を開いたり、流星刀を作ったり、とにかく波乱万丈の一生を送った人です。箱館戦争に関しては一切言い訳をせず、旧幕臣が困っていたら、金銭的に面倒をみたり、仕事を探してあげたりしたそうです。

その榎本さんを、片岡愛之助さんがどう演じてくれるんでしょう。元旦の日の「スタジオパークからおめでとう 2006」に山本耕史さんと片岡愛之助さんが出演されるそうです。ぜひ見なくては。「武揚伝」あと少しで読み終わります。

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趣味は観劇。特にミュージカル、三谷幸喜作品、キャラメルボックス、加藤健一事務所が好きです。

幕末の時代に興味があります。好きな人物は土方歳三、榎本武揚ほか、蝦夷メンバー。

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