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「プライベート・ライヴズ」

「プライベート・ライヴズ」

観劇日 10月8日(日) 14:00開演
OBP円形ホール

【キャスト】久世星佳 葛山信吾 西川浩幸 ともさと衣

「こんな時期に芝居観に行ってる場合か」と言うなかれ。だってチケット取ったの、閉店を決める前だったんだもーん。
大阪城公園駅に着くと女性の群れ。大阪城ホールで堂本光一君のライブが、シアターBRAVA!では少年隊の錦織さんや、佐藤アツヒロ君が出てる「蒲田行進曲」をやっていたんですね。OBPに来る時は、いつもジャニーズのコンサートと重なってる気がする…?

OBP円形ホールは初めて行く劇場です。こちらに向かう人は全然見かけなくて、少々迷いました。途中、1人の女性から「円形ホールってご存知ですか?」と聞かれたのですが、「NKホール」と聞こえたので、「OBP」しか頭になかった私は「えーっ?解りません」と言ってしまいました。女性が行った直後に「あっ、円形ホールか」と気付きました。NKホールは東京だよ。っていうか、なぜ気付かない>自分。ま、その時点では私も円形ホールの場所はわかってなかったんですが。

う~、前置きが長すぎました。
舞台は名の通り円形。一応、役者さんが出てくる扉が2箇所あるので、だいたい「前」という位置はありますが。私の席はその役者さんが出てくる通路側の端の席で、しかも最前列。久世さんや西川さんに手が届く距離だ~。

【あらすじ】
海辺のホテルにシビルとエリオット、アマンダとビクターの2組のカップルがハネムーンに訪れます。実はエリオットとアマンダは元夫婦。偶然部屋が隣り合わせになり、再会した2人は焼けぼっくいに火がついて駆け落ちする事に・・・。


「いつの世にも変わらない、男と女の間に起こる”イチャイチャ”と”メチャクチャ”」というのがチラシに書かれていた文句でしたが…えぇ、本当にイチャイチャとメチャクチャのお話でした。

それぞれの役が、みんなキャラがたっていて良かったです。
アマンダ役の久世星佳さんがカッコイイ!宝塚の元男役の女優さんっていつも思うんですが、立ち姿がいいですよね。自分の姿がきれいに見える見せ方を知ってるというか。濃いピンクのイブニングドレスがとても似合ってました。その新婚のダンナさんビクター役が西川さん。う~ん、なんてアンバランスな夫婦。西川さんは良くも悪くも「西川さん」なんだな。キャラクターがキャラメルの西川さんのままだ…。まぁ、それが真面目で人のよさそうなビクターの役に合ってたんですが。と言うより、役を自分に近づけてる感じ?
シビル役のともさとさんは可愛くて、アマンダとは対照的な役。ハネムーンだというのに、エリオットに前の奥さんの話ばかり聞きたがり、「君の方がいい」と言ってもらいたくて、しつこいくらいその話ばかりするので、エリオットが怒るのも無理ない。エリオットの葛山さんはルックスはとてもいいのですが、ちょっと冷たそう。こちらもどうして結婚したのか、不思議なカップル。

アマンダとエリオットは、お互い酷いケンカをして憎みあって別れたはずなのに、再会して思い出の曲を聴くうちに「やっぱり愛してるのはあなた」ということで、駆け落ちする事に。1幕目はテンポ良く、興味をそそる展開です。

変わって2幕。舞台は2人が甘い生活をしているアパート。
のっけからイチャイチャ。「何回キスしてるんだよ!」とツッコミを入れたくなるほど。それが次第に険悪な雰囲気に。そしてついには殴り合いのケンカに。これがすごいのなんのって。部屋中の家具を引き倒し、殴る蹴る、電話のコードで首をしめる、カーテン引きちぎってクッションを破る…。電話の受話器でアマンダの頭を殴るエリオット、そりゃなんぼなんでもやりすぎでしょ(--; 役者さんも生傷が絶えないんじゃないでしょうか。しかも、思いっきり痴話ゲンカだし。結局、似たもの同士なんだね、この2人は。刺激が欲しくて、身勝手で。だからすごく愛したり、相手の言葉にイライラして憎んだり。

そこに2人を追いかけてシビルとビクターがやって来るのですが、この2人もケンカを始めて…気が付くとまたイチャイチャしてるアマンダとエリオット。結局2人は別れたのか、ヨリを戻したのか、イマイチあいまいなラストでしたが、それはそれで観る人の想像力にまかせましょって感じで、それも良し。

4人の出演者の他に、もう1人詩梨さんという方が出演されていたのですが、変な英語を話すフランス人のメイドの役で、笑いを取っていました。思わず先の「戸惑いの日曜日」のビビアンを思い出しました。

舞台は面白かったのですが、ただ、どうも私は暴力シーン(暴力シーンってほど大したモンでもないんですが)が入っている芝居というのはひいてしまうので、それが少し残念でした。でもこの芝居、ケンカのシーン抜いたら、2幕って半分くらいになちゃうんですけどね。
ホールの大きさもお芝居に合っていて、気軽にお芝居を楽しみたい人にピッタリのお芝居でした。(チケット代がもう少し安ければ尚良し)

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