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そんな事してる場合?

ただいま現実逃避中…

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たまには科学の話を。

カプセル内視鏡が日本でも認可されたそうです。

若かりし頃、医療器商社で内視鏡や顕微鏡の光学系医療機器の商品管理の仕事をしていました。今でこそ、胃カメラ等は先端にCCDを組み込んでモニターに映像を映す電子スコープが主流ですが、その前はグラスファイバーを使ったファイバースコープ、もっと昔は先端にフィルムを入れて、手元のカメラで操作、撮影していました。映せる角度も狭く、先端径も太くて軟度も今ほどではなく、検査にかなり苦痛を伴うものでした。

今回認可されたカプセル内視鏡は、長さ26mm、直径11mmのカプセル状のカメラを飲むだけで、あとは普通の生活をしていてもカメラが勝手に小腸の中を撮影してくれるそうです。検査開始後2時間で水、4時間で食事も摂れ、8時間で約5万枚の写真が撮れるそうです。苦痛もなく、カメラカプセルは排便時に一緒に出てくるとのこと。うーん、すごい時代になったものです。ついに内視鏡も使い捨ての時代が来たか!でも、胃カメラがどんなものか知らなかった中学時代、友人が「胃カメラを飲む」と言う話を聞いた時思い浮かべたのは、この度のカプセルのようなものでした。当然のように便と一緒に排泄されるとおもってましたし。…ってことは、時代がようやく私に追いついたってこと?(違)

検査に行こうと思っていても、胃カメラを飲む大変さを考えると躊躇してしまう人もたくさんいると思います。(私もその一人)このカプセル内視鏡が使われるようになれば、今よりも気楽に検査もでき、病変の早期発見にもつながると思われます。ただ、現在は小腸の検査のみに使われているそうです。でもそのうち胃腸全般に使われる日も近いことでしょう。

ん?ちゃんと科学の話になってましたか?

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