今日のお客様 Part27

５０代くらいの男性。あ、以前にも「うんちくおじさん」で書いた人です。期限が２ヶ月前に切れているサービス券を出されました。もう、何も言わずサービスさせていただいてますが（笑）

ちゃんとラーメンにサービスの煮玉子を入れて出したのに、レジで会計前に「で、結局その券は使われへんねんな」と言う。え？ちゃんとサービスしたやん、と思いつつ会計していると、すこぶる機嫌が悪い。サービス分もお金を取られてると勘違いしてるのかと思い、「ちゃんと（お金）引かせてもらってますよ」って言ったのに、ぶすっとしたままお金を払い、ドアを跳ね返るほどバンッ！と閉めて帰って行かれました。
何を勘違いしてるのか知らないけど、なんでサービスしたのに怒られなきゃいけないワケ？また、ダンナが「お前の言い方が悪いからや」と言うのが腹がたつ。こちらが言う前から怒ってたって。

いちいち腹たててたら商売なんてやってられないんだけど、こちらが好意のつもりでした事が理解されてないって言うのはがっかりします。
今まででお客さんに一番腹がたったのは、無銭飲食でしょうか。いえ、無銭飲食した時点で、もうお客さんじゃないんですが。

食べ終わって、「財布を忘れてきた」または「財布を落とした」と言う。物販なら、お金が無ければ売らないだけのことですが、飲食店の場合、「食べた物を戻せ」と言うわけには行かないので、お金を取りに行ってもらうしかないのです。「財布を忘れた」という方はけっこういるもので、だいたいは時計、携帯、免許証その他金銭価値のあるもの等を預かって、取りに行ってもらうのですが、たまにそれらを一切持っていないという人がいます。経験から言うと、こういう人は危ない。最初から無銭飲食目当ての人だったりします。今時、財布も携帯も持たずに出歩くなんて…。
その人の家まで付いて行ってお金を貰ってくるほどヒマでは無いので、その人を信じるしかない。一応名前と電話番号を書いてもらって取りに行ってもらうのですが、帰ってこない。書いてもらった電話番号に電話をかけても、当然ウソの電話番号です。先に電話番号が本物かどうか、確認のためかけてみれば良かったのかも知れない。でも、できるだけお客さんを信じたいじゃないですか。

飲み食いして、「お金が無い」って言う時点で、本当なら警察に通報されても文句は言えないはずです。それを、こちらは好意で信じて取りに行ってもらうのに、それを裏切られるのが腹がたつ。お金の事はもちろんだけれど、信用した事を裏切られる方が腹が立ちます。

私もたまにスーパーに買い物に行って、財布を忘れたり、財布にお金が入ってなかったりという事はあります。えぇ、当然猛ダッシュで取りに帰ります。人にエラそうに言う前に自分も確認しとけよ、って感じですね（＾＾；