今日のお客様 Part24続き

先日のお客さんが再度来店。

お金が入ったのでしょうか、ラーメンをご注文。しかもチャーシューと玉子をトッピングだ、餃子２人前だ杏仁豆腐だとけっこうな量を注文する。ラーメンができたので、そのお客さんの前にお出ししたのだが、食べ始める気配がない。
「熱いの苦手やから、すぐ食べへんねん。」と言うのだが、その後私が夕食を食べるために休憩に入り、４０分後に出てきた時、まだ全くラーメンに手をつけていなかった。
ラーメンが熱いからと、冷ますのはせいぜい５分くらいが限度。それ以上時間をおいたら、のびて食べれたものではない。
しかし、そのお客さん、更にそれから４０分放置。なにやらせっせと手帳に書き込んでいる。食べる気がないのかと思いきや、「まだ閉店ちゃうね？ラーメン食べなあかんから。」と言う…いや、それもう絶対食べれないと思う。

そのうちに、ふと見ると斜めに傾いた格好でこちらを見ている。目が合うと姿勢を正す。何をしているのかと思ったら、カウンターの回る椅子３つの上に足を投げ出し、寝ようと（？）している。他にお客さんも居なかったので、「良かったら背もたれがあるんで、テーブルの方にどうぞ」と勧める。相変わらず、ラーメンには一口も口をつけていない。

私が事務所に入った間に、どうやらテーブルの椅子を３つ並べて寝たようだ。店に出たダンナの「お客さん、ここ寝る所違うで！寝るんやったら帰ってくれ」という声が聞こえた。
結局、餃子１人前と杏仁豆腐だけ食べて帰られました。いや～、さすがに２時間たったラーメンは食べれなかったようで。

「のびたラーメンが好き」と言う方もいらっしゃると思うし、お客さんがどういう食べ方をするのも自由なんですが、結局一口も食べないなんて、食べ物を無駄にするのは嫌い。作った方も正直いい気はしない。「お金払うからいいじゃない」って問題ではないんです。しかも、前日に「お金を貸して」と言っておきながら、なぜこんな無駄遣いをするのか、理解に苦しむ。（一瞬、借金を断ったイヤガラセに来たのかと思いましたよ）

う～ん。いろんな人がいるもんだ。