今日のお客様 Part23 いい歳して・・・

いい歳をして・・・というのは別に「良い歳三さん」の意味ではありません。（わかってるって（＾＾；）えーっと、またまた暴言吐く可能性ありです。嫌な方はすっ飛ばして下さい。

70歳は超えておられるだろうと思われる男性、来店。常連さんです。
入ってくるなり、「豚骨醤油ラーメン」と言う。
こちらは、ご注文の復唱で「豚骨醤油ラーメンですね」と言う。お客さんとの距離は１Ｍもない。その上、大声である。決して聞き取れなかったので尋ねた訳ではない。注文の復唱をするのは、接客業の基本である。
なのに、その男性、口に手を当てて（「やっほー」と言う時の仕草です）更に大声で、「豚骨醤油ラーメン」と言う。聞こえてるって…。
その言い方が、あまりに傲慢で少々ムカッと来たので、こちらも意地になって「はい、豚骨醤油ラーメンですね」と再度復唱した。男性、
「豚骨醤油ラーメン！！」

そして、その後の言葉。「３回も言ったで。あんた耳見てもらったほうがええんと違うか？何回も言って疲れたわ。」
あぁ、これが酸いも甘いも噛み分けた、いい歳をした熟年男性が言う言葉だろうか！？
こちらは聞こえてないわけではない。確認しているのがわからないのだろうか？普通なら「豚骨醤油ラーメンですね」「ハイ」で済む会話ではないか。復唱したら文句をつけるという事は、無言で接客しろと言う事か？それに例えお客さんであろうが、言っていい事と悪い事があるという判断ができないのだろうか？

あまりに腹がたったので、「いつもと違うご注文だったんで、確認のため復唱させていただいたんです。」と言った。このお客さん、いつも決まって「豚骨ラーメン」を頼むのだ。先日も、それを「博多ラーメン」と注文し、バイトさんに「ハイ？」と聞き返され、今回のように大声で「博多ラーメン」と叫んだ所、「そんな商品はないんですが」と言われて、（この時は素直に）「ごめん」と言ったばかりである。だから、今回も「もし間違っていたら・・・」と思って確認のため復唱したのである。
「私は３回も言った。耳を見てもらえ」と再度言う。だ～か～ら～、聞こえてるのに勝手にあなたが叫んでるんだって・・・暴言を承知で言います。

「あんたこそ、頭診てもらった方がええん違うか！？」

「この店は決まった注文しかしたらあかんのか？」…誰もそんな事は言っていない。どうしてそんな人を不愉快にする言葉ばかり言うのだろう。
「そしたら、私が『いつもの』って言ったら、豚骨ラーメンが出てくるのか」と言う。
「お客様の言う『いつもの』が豚骨ラーメンの事をおっしゃってるんでしたら、出します。」
「そんな事言う人、おるんか」
「たくさん、いらっしゃいますよ。」
「ものぐさな人間がたくさんいるんやな。まるで常連気取りやな。」「最近、ただでさえ日本語の乱れが気になってるとゆうのに。」
とことん、人を悪く言わなければ気が済まないらしい。
その挙句、「今度『いつもの』って言ってみよ。楽しみやな。『いつもの』言うたら、誰でも分かるんか？あんたも分かるんか？」とパートさんに聞く。
すぐ真横でお客さんが食事をしているというのに、終始大声で悪態をつく。ただ、ただ、隣にいたお客さんに申し訳ない。
いい歳をした大人が、しかも若い人たちのお手本となるべき熟年の人間が、自分勝手に勘違いし、店の中で人の迷惑を顧みず大声で悪態をつき、他人を貶める言葉を吐く。

「今時の若いもんは…。」とよく言いますが、はっきり言って「今時のおっちゃん、おばちゃん」の方がタチが悪いです。若い人は注意したりすると、けっこう素直に聞いてくれます。
先日も満席のカウンターで、灰皿の用意もせずいきなり煙草を吸いだすおばちゃん。横の若い男性がその煙で咳き込んで、かなり苦しそうでした。そのおばちゃんに、ごく丁寧な口調で「ただ今、混雑しておりますので、できましたらお煙草をご遠慮頂けたら有難いんですが。」と言ったところ、「そんならええわ！」と言って出て行かれました。食べ物の持込みをするのもおばちゃん。どうして周りの状況を考えられないんでしょうか・・・。

それにしても、常連の店でこんな事するかい？普通。もう二度とこない積もりなら別にいいけど、次どんな顔してくるんだろう。そして常連気取りで「いつもの」と言うでしょうか？
ふふふ、た・の・し・み・・・・・・・・。